Apache や MySQL 互換のデータベース、PHP をまとめて入れられる、オープンソースのローカル開発環境 XAMPP です。
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XAMPP について
自分のパソコンの中に Web サーバーを用意して、PHP のサイトを試したい。そんなときに使われてきたのが XAMPP です。Apache Friends が開発するオープンソースのパッケージで、Windows 版の最新バージョンは 8.2.12(2023年11月21日)です。公式サイトから無料でダウンロードでき、Web サーバーの Apache、データベースの MariaDB、PHP、Perl をまとめてインストールできます。
こんな人に向いています
- PHP や WordPress の学習を、自分のパソコンだけで始めたい人。
- 公開前のサイトを手元で動かして確認したい人。
- サーバーの設定を細かく覚える前に、まず動く環境がほしい人。
使い方の流れ
- 公式のダウンロードページから Windows 版のインストーラーを入手します。
- インストール先は、権限の問題が起きにくい C:\xampp のような浅いフォルダーにします。
- XAMPP Control Panel を起動し、Apache と MySQL の「Start」を押します。
- ブラウザーで localhost を開き、htdocs フォルダーに置いたファイルが表示されれば準備完了です。
インストーラーは約 149 MB(カタログのデータによる)です。
更新状況について
Windows 版は 8.2.12 のあと、新しいビルドが出ていません。公式に開発終了が発表されたわけではありませんが、PHP やデータベースの新しいバージョンを使いたい場合は、それぞれを個別に入れる方法も検討してください。公式のお知らせで、配布の状況を確認できます。
よくあるつまずき
Apache が起動しないときは、ほかのソフトが同じポートを使っていることがよくあります。コントロールパネルのログで原因を確かめ、設定ファイルでポート番号を変えれば解決します。ウイルス対策ソフトがサーバーの起動を止めることもあるため、警告の内容をよく読んで許可してください。
向いていない人
XAMPP は開発と学習のための環境で、インターネットに公開するサーバーには向きません。初期状態ではデータベースの管理者にパスワードがなく、外部からのアクセスを想定した設定になっていないためです。本番のサイトはレンタルサーバーやクラウドで運用しましょう。
安全に使うために
入手は公式サイトに限り、使っていないときは Apache と MySQL を止めておきます。ルーターのポートを開けてインターネットから接続できる状態にするのは避けてください。
メリットとデメリット
- メリット:オープンソースで無料、必要なものが一度にそろう。
- メリット:コントロールパネルでサーバーを簡単に起動・停止できる。
- デメリット:Windows 版の更新がしばらく出ていない。
- デメリット:公開用のサーバーとしては安全面が不十分。
代わりになるソフト
コードを書くエディターには Notepad++、ページを画面で組み立てるなら Adobe Dreamweaver が一緒に使われます。スマートフォンのアプリ開発が目的なら Android Studio が向いています。
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